「難しいと感じていた曲が弾けるようになる」シニアクラス Sさんの声
27年前に改めてピアノを習い始めた。実際こんなにも進歩しないものかと実感しながら年月が経ってしまった。
しかし、私には難しい思えるけれど好きな曲を発表会用に選ぶと先生は決まって、
『きっと大丈夫ですよ』と答えて下さる。
すると魔法にかけられたように、あんなに難しいと感じていた曲が指になじみ弾けるようになっていくのである。
そして発表会当日ハラハラしながら私の聴きにきてくれる古い友人たちと無事に(?)終えた喜びを分かちあえるのがうれしくてたまらない。
思えばシニアになってからのピアノの価値は日々の少しずつの練習の大切さをわかっていくことではないかと感じている。
週一のレッスンはつい怠慢になりがちな日々のアクセントとなり私の日常を支えてくれるかけがえのないものとなった。
これからも大好きなしかし中々手強い存在のピアノ練習を、先生の教えを受けながら末長く続けていきたいと願っている今日この頃である。
シニアクラス Sさん