ピアノ基礎練習方法

初心者のためのピアノの基礎練習

ピアノを始めてみたけれど、正しい姿勢で弾けているか分からなかったり、手の形は合っているのか、椅子の高さは合っているのか、どんな練習をしたら上達できるのか…と疑問に思ったこともあるのではないでしょうか。今回はそんなピアノを弾く上で大切な、基本的なお話をしたいと思います。

 

なにげにとても大事なことなのですが一番に最初にしてほしいことは‥

♪ ちゃんとした姿勢で弾くこと

まず、椅子の高さを合わせましょう。椅子によって調節方法は違いますが、自分が座って横から見た状態で背筋を伸ばして坐骨に座れるような椅子の高さに調節しましょう。腕の角度は腕を軽く持ち上げて、指先を鍵盤の上に置きます

 

 

鍵盤を弾く指は手の中にボールが入るようなイメージで、各指が1本ずつ単独で自由に動かすことができるように力を抜いて鍵盤に手を置きましょう。正しい姿勢と指の形そしてピアノとの距離感がいい状態で弾くと上達も早くなります。

 

♪ ピアノテクニックの導入書の取り入れ

独学でピアノを弾けるようになるのはなかなか難しいのですが、「1曲だけ弾ければ良い」というのであれば、テキストや音源だけでもどうにかなるのではないでしょうか。

ただ「その曲限定で!」という事です。

ピアノが弾けるようになるには、1曲弾けるようになったら、そこで使ったテクニックを他のどの曲でも使えるようにならなければなりません。

つまりいつでも使える技を増やす事が大切なのです。指が速く動かなくても弾ける曲はたくさんあります。簡単で良いので自分の使える技(アイテム)を少しずつ増やして行きましょう。

おすすめの教本は

「バーナム」

徐々に1歩ずつ着実に上手くなっていくので、ピアノ初心者にはとても人気な本です

「ハノン」

指を独立させ力をつけるテクニックです。ピアノを弾くための筋肉をつける近道はハノンです。

「ツェルニー」

ツェルニーはハノンよりも曲っぽくなっています。ハノンやバーナムより曲になっているのでワンランク上になる教本です。

また、ツェルニーは100番・30番・40番・50番・60番とあり、ソナチネやブルグミュラーに挑戦している方でしたらツェルニー30番ぐらいから始めると良いでしょう。

最後にやっぱり大事なことは‥

「とにかく練習、ピアノと触れる時間を作る」事だと思います。

よくどういう練習したら上手くなりますか、どうやったらYouTubeで弾いている人のようなピアノの演奏ができますかというふうに聞かれます。その答えは1つです。どれだけ練習をする時間を増やせるかです。

 

毎日5分でもいいですし、それでも大変だと思われる方は一回弾くだけでもいいので毎日ピアノの前に座ってみてください。

必ず徐々に弾けて来ます。弾いてみたい曲をより素敵に演奏できるように、楽しみながら練習してみてくださいね。

そしてたくさんの好きな曲を見つけて練習をしてみてください。ピアノを少しでもやりたいと思ったあなたは、ぜひ一歩を踏み出してください。